FCP-029 片目のガーゴイル
Character Class Careful
FCP-029はエリアB-ルーム18に収容されます。ルーム内は人型FCP収容手引書を基に、家具が全て壁に接するように設置されます。食事の配給はFCP-029から要望がない場合は行わなくても問題ありません。FCP-028との面会が希望された場合は許可してください。FCP-029による吸収が確認された場合、対象に応じてエリア管理部か人事部に報告を行ってください。
FCP-029は朱色の瞳を持ち、白胴~桃色のグラデーションの短髪の青年の姿をしたガーゴイルです。頭部に翼開長約0.5m、背に翼開長約4mの安山岩と思わしき石の翼を有し、どちらにも蝙蝠の翼を模した彫刻が薄く施されています。左目は角膜白斑によって失明しています。一般的にガーゴイルとされている怪物の石像に変化することができますが、人間の姿のまま石像になることも可能です。石像の姿のFCP-029はどちらも睡眠状態にあります。
FCP-029が瞳を光らせた際、その視線の先にある物体は生物・無生物問わず石化を開始します。石化完了までの時間は対象の大きさにより変化しますが、成人の人間の場合は約15秒ほどです。石化が完了した対象は泥岩と同等の硬度を示し、FCP-029自身が対象の石化を解かない限り元に戻すことはできません。10%以上の損傷を負うか完全に砕かれた場合は、対象を石化前の状態に戻すことはFCP-029でも不可能になります。FCP-029の三倍以上の大きさの物や固体でない物に対しては、石化は発生しません。
FCP-029は自身が負傷した場合、先述の行動によって石化したものを粉砕し、体内に取り込みます。吸収する量は損傷の度合いにより変化し、最少でペン一本、最大で人間五人を石化させます。FCP-029が吸収を行うより早く回復薬を投下する試み、吸収用の石をルーム18内に設置する試みは、どちらも効果は現れませんでした。現状、物体の石化はFCP-029が負傷した場合のみ行われていますが、FCP捕獲隊との戦闘時のように吸収目的以外の石化を行わないとは言い切れません。
追記:吸収用として小動物のゲージを設置する試みは、FCP-029が小動物を石化させたことにより中止されました。FCP-029はこのことに関し、「カタカタうるさいから」と述べました。FCP-028を用いた説得により、小動物の石化は解かれています。
