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FCP-054 水の歌うたい

Character Class Careful

 FCP-054はFCP-054-AとFCP-054-Bの二名からなる、歌の妖精です。FCP-054-Aはシーブルー色の瞳とウルトラマリンブルー色のくせっ毛の長い髪を持ち、FCP-050-Dの本物と思われます。FCP-054-Bは月草色の瞳を持ち、シアンブルー色の髪をマッシュボブにしています。FCP一斉捕獲作戦050にてFCP-050の説得に応じ、保護されました。エリアE-1-ルーム12をFCP-054の部屋とし、FCP-050~FCP-058のルームまでの範囲のみ、自由な移動が許可されています。ルームの壁は防音素材に取り換えられています。
 FCP-054-Aは職員に対して友好的であり、持ち歩いている水鎌の刃殺しも快く承諾しました。対して、FCP-054-Bは職員に無関心なように振る舞っています。FCP-050~FCP-058の中でも特にFCP-053と友好的であり、FCP-054-AはFCP-053-Aがしょっちゅう絡んで来ることに対し幸福を感じているように見えます。FCP-054-AはFCP-054-Bを「お母さん」と呼び、FCP-054-BはFCP-054-Aを渾名で呼んでいます。

 FCP-054の目は常にうるんでいるように見え、周囲の状況による反射光の量の変化が分かりやすく現れます。また、FCP-054の髪や着用している服は常にゆるやかになびいています。このなびきは風量や向きに関係なく一定の規則で発生しており、水の中にいるかのようにも見えます。

 FCP-054は声の中に水属性の魔力を持っており、歌唱によって空気中の魔力と共鳴させることで水属性の魔法を発生させます。FCP-054は基本的にフォークのようなゆったりした曲を好むため、鎮静効果とわずかな睡眠作用が報告されています。ただしFCP-054-Aは水鎌の柄に埋め込まれた水のマナによる増幅が必要であり、これがない状態ではこの現象は起こせません。

追記:ルーム内には加湿器とバケツが設置されます。バケツの水は三日に一度 回収され、▅▅▅▅▅▅▅へと輸送されます。

FCP-054 水の歌うたい: TeamMember

FCP-054ヒアリングログ

実行日:▅▅/▅▅/11:15~​

質問者:Koan博士

〈記録開始〉
Koan博士:お二人とも、調子はいかがですか?
FCP-054-A:私もお母さんもいつも通りよ。
Koan博士:よろしい。先にもお伝えした通り、本来これは個人で行うものですが、貴方達は特別に合同で行います。なので、片方が答えているのを阻害しないようにお願いします。
FCP-054-A:わかったわ。
FCP-054-B:=▅▅▅=(FCP-051-Bの渾名)に#▅▅▅#(FCP-052-Bの渾名)に|▅▅▅|と聞いて…それでもまだ質問があるのね。探求心が強いのか…それとも…。
Koan博士:先にお伝えしておきますと、私達はこれによって得た情報で貴方達を攻撃したり破壊するようなことはいたしません。
FCP-054-B:…それなら…いいけど。
Koan博士:質問を始めます。まず、:▅▅▅:(FCP-054-Aの渾名)、鎌の刃殺しを許可していただきありがとうございます。
FCP-054-B:別にいいわよ。これで変に警戒されたら私も嫌だし、少なくともここでは鎌は使えなくても問題なさそうだもの。
Koan博士:貴方は▅▅▅▅▅▅▅から保護された妖精の中で唯一 武器を持っていますね。
FCP-054-A:確かにそうね~。でもこれ、最初はただの憧れで▅▅▅(FCP-050の渾名)に作ってもらったのよ。ほら、ゲームとかで出てくる大鎌とかってかっこいいでしょ?でも今はもう、歌唱とセットで私の大事な武器だわ。
Koan博士:貴方達もゲームをするのですか。
FCP-054-B:お土産に貰ったものだけ…だけどね。
Koan博士:お土産?誰から。
FCP-054-B:…それ…絶対答えなきゃいけないものなの?
Koan博士:答えたくないのですか。
FCP-054-A:そうね~、あんまり答えたくないわね。だって答えたら、私達と同じく保護するつもりでしょ?私達はいいけど、彼女達にはしてほしくないわね。
Koan博士:……質問に戻ります。先程 言っていた、歌唱とセットで、という点を詳しく教えてください。
FCP-054-A:う~んと…(20秒沈黙)…そうね~、水は水でしかないのよ。だから何も考えずに歌って攻撃したところで、\▅▅▅\(FCP-053-Aの渾名)達や*▅▅▅*(FCP-055-Aの渾名)達の歌を相殺しかねないの。…えっと、これで伝わる?
Koan博士:…もう少し詳しく。
FCP-054-A:え~…っと、ね~…。
FCP-054-B:例えば光なら…太陽光や反射光を集められる。闇なら…光を遮断すれば闇ができる。火なら…空気の一部分の温度を上げて…そこに酸素があれば燃える。氷なら…空気の一部分の温度を下げて…そこに水分があるなら凍る。雷なら…静電気を集めて増幅できる。大地なら…地上である限り…植物がある限り使える。風なら…空気がある限り使える。ここまではいい?
Koan博士:えぇ。続けて。
FCP-054-B:水は…水がないと意味がない。水分という点では氷と被っている部分はあるけれど…氷は水分がなくとも温度を下げて冷気を扱える。水はそれができない。水分を集めて、液体にして…それで始めて攻撃としての力を示すのよ。液体の水は火を消すし…氷の温度を奪う。だから相殺しかねないって言ったの。敵の体中の水分を奪うのは…やれなくもないでしょうけど…そんなのは御免ね。
Koan博士:なるほど。
FCP-054-A:お母さん、フォローありがと。…それで、\▅▅▅\達や*▅▅▅*達の歌を邪魔せず私達の攻撃を通すのに、この鎌が凄く役に立ったのよ。刃に水を纏わせて、私が敵を斬ると同時にバン!これでおしまいよ。
Koan博士:…つまり、鎌の刃の良し悪しに関わらず、水さえ纏っていればその鎌は効力を保つと。
FCP-054-A:待って、斬り付けてからのバンと斬らずにバンじゃ威力は段違いよ。鎌の表面の水なんてコップ一杯程度よ?この量じゃ、私とお母さん二人で歌ってもそんなに威力は出ないわ。人間界には水のカッターを出す機械があるらしいけど、私達は原理を知らないから再現とかできないし。
FCP-054-B:見よう見まねで水を薄くして高速回転したものを放ったことはあったけど…まぁ…実用性は皆無だったわね。だからもう…その鎌の脅威はほぼないわ。それでもこれ以上 :▅▅▅:の鎌を壊すというのなら…私達の信用は失うわよ。
Koan博士:…わかりました。その鎌については、此方はもう手出しはしません。次に、▅▅▅▅▅▅▅の樹について教えていただけますか。Ensy博士が行ったヒアリングにて、貴方達に聞くように言われたと。
FCP-054-A:あ~、確かに\▅▅▅\が言ってたわね。あの樹は、というかあの樹も▅▅▅が作ったもので、私達を作るために作った…んだったよね?
FCP-054-B:そうよ。あの樹は空気中の魔力を吸収する力を持っているわ。▅▅▅はその力を利用して…属性を絞って魔力を吸収させた。そして集まったそれらを歌で具現化して…そして私達が作られた。
Koan博士:ですが現地のエージェントによると、その樹は葉がないこととその色以外は普通の樹だと…。
FCP-054-A:+▅▅▅+(FCP-058の渾名)ができたところで▅▅▅が休眠させたのよ。十何人もいるんだから、あの場所を守るには十分でしょ?それでも消去じゃなくて休眠状態にしたのは、私達の誰かが消えてしまったときの保険…かしらね?
Koan博士:その樹の世話について詳しく教えていただけますか。普通の植物と同じ育て方では枯れてしまうと。
FCP-054-A:う~ん、世話って言われてもね~。私達と▅▅▅と_▅▅▅_(FCP-057の渾名)で、交代で歌いに行ってただけだから…。
FCP-054-B:考えられるとすれば魔力の有無じゃないかしら。私達は水と同時に魔力も与えていて…▅▅▅と_▅▅▅_は栄養剤として大地の魔力を与えてた…とかね?
FCP-054-A:一番早いのは私達が直接 向かうことだけど…こっから▅▅▅▅▅▅▅ってまぁまぁあったわよね。あの往復をほぼ毎日やるってなると、さすがにしんどいわね~…。
Koan博士:音声をつなげることはできますが。
FCP-054-A:それじゃ無意味よ。スピーカーで私達の声は伝えられても、魔力までは伝えられないから。
Koan博士:そうですか…。
FCP-054-B:……一つ…策があるわ。
Koan博士:詳しく。
FCP-054-B:私達の部屋に加湿器とバケツを置いて。加湿器の蒸気に私達の魔力を溶け込ませて…それをバケツに溜めるから。それを樹にあげれば…きっと大丈夫だと思う。
Koan博士:なるほど。
FCP-054-A:蒸気に溶け込ますって…やったことないけど大丈夫なの?お母さん。
FCP-054-B:私達はいつも何かしら歌ってるでしょう?ずっと歌っていれば…自然と溶けこむはずよ。大地の魔力の方は…今の樹は休眠状態だから…数ヶ月に一回 歌で与えれば十分だと思うわ。
〈記録終了〉
 
後書:ヒアリング終了後、Koan博士よりルーム12に加湿器およびバケツの設置申請が提出され、許可されました。

FCP-054 水の歌うたい: サービス

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