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FCP-038 水着のゲーマー

Character Class Safe

  FCP-038はサファイアブルー色の瞳を持ち、インクブルー色の髪をビッグテールにした少女の霊です。FCP一斉捕獲作戦031にて、T-071に憑依したところを保護されました。現在は彼から離れて活動しています。エリアC-ルーム27をFCP-038の部屋とし、エリア内のみ自由な移動が許可されています。ルーム内には様々なゲーム媒体とそれらを繋ぐテレビが置かれます。

 FCP-038は職員や他FCPに対して興味がないように振る舞っていますが、ゲーム好きだと分かった者に対しては積極的に接しようとし、ゲーム関係の話題を振られた場合は饒舌になります。一人で居ることを好むため基本的にルーム27から出てきませんが、2Pとなりうる者を探しに部屋から出る時もあります。 

 FCP-038はウエストベルトに大きな花の飾りとリボンがついた、青いセパレート水着を着用しています。調査によってこれに似た水着は多数発見されましたが、同一のものは見つかりませんでした。最終的に、花の飾りとリボンはFCP-038の母親だった人物がつけたものと判断され、調査は終了しました。服からもわかる通りFCP-038の死因は溺死であり、FCP-038自身もそれを認めています。 FCP-038の頭部には青白く燃える、狐の耳のような形をした人魂が二つあります。人魂がなぜその形をしているのかは現在も不明ですが、これらの役割や特徴はFCP-035のそれと一致します。 

 FCP-038は重度のやりこみ型ゲーマーであり、ルーム27に籠っている間は大抵の時間をそれに費やしています。機種問わず様々なゲームをプレイしていますが、やりこみ要素のあるRPGや脱出ゲームをプレイいています。職員を部屋に招き入れ、協力プレイやバトルを楽しむこともあります。シミュレーションゲームやスポーツゲーム、パーティゲームをプレイする姿は現在も確認されていません。 

FCP-038 水着のゲーマー: TeamMember

FCP-038ヒアリングログ

実行日:▅▅/▅▅/18:45~
質問者:Colley博士

前書:このヒアリングは、事前テストにて録音機がFCP-038の音声を記録できなかったため、チャット画面作成アプリを用いて行われました。


〈記録開始〉

FCP-038:だれ?

Colley博士:はじめまして、FCP-038。私はColley。皆からは博士と呼ばれているから、そう呼んで。

FCP-038:博士、はじめまして
FCP-038:私、▅▅(FCP-038の個人名)

Colley博士:それが貴方の名前?

FCP-038:死んでくとき、ずっと▅▅って聞こえてた
FCP-038:きっとおねぇちゃんの声だから、きっと▅▅が私の名前

Colley博士:生前の記憶があるのね。私はそれについて質問したいの。答えてくれる?

FCP-038:いいよ
FCP-038:質問おわったら一緒にマリオして

Colley博士:仕事があるから1ステージしか一緒にできないけれど、それでも良い?

FCP-038:うん
FCP-038:約束だよ、博士

Colley博士:えぇ、約束ね。
Colley博士:じゃあ質問。生前のことはどれくらい覚えてる?

FCP-038:少しだけ

Colley博士:具体的には?

FCP-038:死んでくときのこと
FCP-038:ゲームのこと
FCP-038:あとは思い出せない

Colley博士:家族のことは?

FCP-038:パパ、ママ、おじいちゃん、おねぇちゃんがいたのは覚えてる
FCP-038:でも、顔も名前も声も思い出せない
FCP-038:だから、死んでくときに聞いた声も、ホントにおねぇちゃんのかわかんない

Colley博士:辛いことを聞いてしまったなら謝るわ。

FCP-038:辛くないよ
FCP-038:私は幽霊だから、みんなが生きてても死んじゃってても会えるでしょ?
FCP-038:いつか会えたら、そのときはきっと思い出せるって思ってる

Colley博士:そうね、きっといつか会えるわ。
Colley博士:質問に戻るわ。死んでいく時のことについて教えて。

FCP-038:外がとっても暑かったから、川で遊んでた

Colley博士:どこの川か分かる?

FCP-038:わかんない
FCP-038:山の河原だった

Colley博士:ありがとう、続けて。

FCP-038:遊んでたら、立てなくなって、泳げなくなった
FCP-038:息ができなくて、とっても苦しかった

FCP-038:でも、苦しいの少しずつなくなってった
FCP-038:何も見えなくなって、体が動かなくなった
FCP-038:そしたら腕が引っ張られて、死ぬまでずっと声が聞こえた
FCP-038:胸が押されたけど、それもすぐになくなった
FCP-038:それで気がついたら幽霊だった

Colley博士:幽霊になった時、貴方はやっぱり川にいたの?

FCP-038:ううん

FCP-038:待って

Colley博士:どうしたの?

〈約2分間半 変身無し〉

Colley博士:▅▅?
FCP-038:なんて言うか忘れた

FCP-038:家がいっぱいあるとこ

FCP-038:電柱とか、地面に白い線ある

Colley博士:住宅地?

FCP-038:それ

FCP-038:住宅地

Colley博士:そこに見覚えはあった?

FCP-038:ううん

Colley博士:そうなのね。そこでどうやって過ごしていたの?

FCP-038:よく覚えてない
FCP-038:でも、ずっとフラフラしてた

Colley博士:気分が悪かったの?

FCP-038:そっちじゃない
FCP-038:動く方のフラフラ

Colley博士:あぁ、そっちね。じゃあ、フラフラしてたらあの廃墟についたの?

FCP-038:ううん
FCP-038:うでのミサンガをなくしちゃって、そしたらピンクの子が来たの
FCP-038:ピンクの子と一緒に探してたら、あそこについたの

Colley博士:ピンクの子って、もしかしてこの子?
〈Colley博士がFCP-033の画像を送信〉

FCP-038:その子

Colley博士:ミサンガを見つけた後はどうしたの?
FCP-038:フラフラするの疲れたから、みんなと一緒にいることにした

FCP-038:みんなも私とおんなじだったから

Colley博士:そうなのね。ゲーム機やカセットは、最初から廃墟にあったの?

FCP-038:ううん

FCP-038:ゲームのことをみんなに話したら、なかったはずなのにあった
FCP-038:たぶん白い子が持ってきてくれたと思う

Colley博士:じゃあ、その時にあのたくさんのゲームを手に入れたの?

FCP-038:ううん
FCP-038:ゲームと一緒に、ちっちゃな地図があったの
FCP-038:地図に書いてあるとこ行ったらゴミ置き場でまだ遊べそうなゲームを2こ見つけたの
FCP-038:だから、ときどきそこに行って、ゲームを見つけたら持って帰ってた

FCP-038:でもここは外に出れないから、ゴミ置き場いけない

Colley博士:新しいゲームが欲しい?

FCP-038:うん

Colley博士:ここから出ないって約束してくれるなら、新しいゲームをあげるわ。

FCP-038:ホント?

Colley博士:私の家に、もう遊んでないゲームがいくつかあるのよ。

FCP-038:やった!
FCP-038:でも、シュミレーションゲーム、パーティゲーム、スポーツゲーム、ノベルゲームはいらない

Colley博士:どうしてそれらは嫌なの?

FCP-038:シュミレーションゲームは好きなのない
FCP-038:恋愛のはつまんないし、国作るのはよくわからないし、戦うのは絶対にだれか死んじゃうからイヤ
FCP-038:パーティゲームは一人じゃつまんない
FCP-038:すぐおわっちゃうし、やり込み要素は少ないし、ミニゲームはすぐあきちゃう
FCP-038:スポーツゲームはスポーツに興味ないからつまんない
FCP-038:ノベルゲームは難しくて話がわからない

Colley博士:じゃあそれ以外のゲームを持ってくるわね。明日は私はお休みだから、明後日に持ってくるわ。

FCP-038:やった!
FCP-038:ありがとう博士!

〈記録終了〉

 

後書:FCP-038の脱走を予防するため、FCP-038への定期的なゲーム支給が承認されました。

FCP-038 水着のゲーマー: サービス

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