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FCP-057 地の歌うたい

Charactor Class Careful

 FCP-057は黄緑色の瞳と萌黄色の髪を持つ、歌の妖精です。FCP-050-Gの本物と思われます。FCP一斉捕獲作戦050にてFCP-050の説得に応じ、保護されました。エリアE-1-ルーム14をFCP-057の部屋とし、FCP-050~FCP-058のルームまでの範囲のみ、自由な移動が許可されています。ルームの壁は防音素材に取り換えられています。
 FCP-057は職員に対して中立的な立場を取るように振る舞っています。自身や▅▅▅▅▅▅▅から保護された他FCPの事に関しては、此方から質問されない限り自ら話そうとはしません。また、「お母さん」と呼ばれる存在(FCP-057-Bに値するであろう人物の存在)においては、それをはぐらかせているように見えます。FCP-050~FCP-058の中でも特にFCP-058と友好的であり、FCP-058を「お兄ちゃん」と呼ぶ姿が多く目撃されています。
 FCP-057はいかなる地面においても、葉を踏んでいるかのような足音を発生させます。コンクリート等の人工物の上では枯葉を踏む音、土の上では芝生を踏む音、砂など柔らかなものの上では茂みを歩くような音と、地面によって音の変化が見られます。これらは、FCP-057に靴を履き替えさせた場合や素足の場合でも発生します。
 FCP-057は声の中に地属性の魔力を持っており、歌唱によって空気中の魔力と共鳴させることで地属性の魔法を発生させます。FCP-057は基本的にJpopのような明るく軽い曲を好むため、職員の精神の安定や半径50m内の植物の活性化といった現象が報告されています。ただしFCP-057は髪飾りとして装着している地のマナによる増幅が必要であり、これがない状態ではこの現象は起きません。

FCP-057 地の歌うたい: TeamMember

FCP-057ヒアリングログ

実行日:▅▅/▅▅/13:45~​

質問者:Koan博士

〈記録開始〉
Koan博士:調子はいかがですか、_▅▅▅_(FCP-057の渾名)。
FCP-057:こんにちは、博士さん―――特に問題はありませんよ。
Koan博士:よろしい。では先にもお伝えした通り、ヒアリングを始めます。まず、貴方の「お母さん」について、教えていただけますか。
FCP-057:―――聞かれるとは思ってました―――でも、何度もお答えした通り、それは言えません―――言いたくありません。
Koan博士:それは、我々に対する不信感によるものですか。
FCP-057:あっ、いえ、そんな、そんなわけではないですっ―――本当ですっ、そうじゃなくて―――っ。
Koan博士:無理にオブラートに包もうとしなくて良いです、_▅▅▅_。貴方が我々をどう思っていようと、それを理由に我々は貴方を攻撃したりはしませんので、本心のままに話してください。
FCP-057:―――お母さんは―――お母さんは、▅▅▅▅▅▅▅の外で、お母さんなりの楽しい生活をしています―――博士さん達はそういうお仕事の人っていうのはわかっています、けれど―――やっぱり、お母さんの楽しい生活を、邪魔してほしくはないんです。
Koan博士:…なるほど。なぜ、貴方の「お母さん」は▅▅▅▅▅▅▅を出たですか。
FCP-057:夢を叶えるために、自分のしたいことをするために、と―――▅▅▅▅▅▅▅を離れる時に、そう言ってました―――それでも時々 帰ってきてくれて、お土産をくれたり、たくさんお話をしてくれたり―――本当に楽しそうで、生き生きしてるんです。
Koan博士:寂しくなったりはしないのですか。常に「お母さん」と一緒に居られる他の妖精達への羨望は。
FCP-057:それは、ありますよ―――寂しくもなるし、ずっと一緒に居れるのが羨ましく思う時もあります―――それでも、帰ってきたお母さんの表情を見るたびに、お話を聞くたびに、私もちゃんと幸せになれるから―――だから、離れ離れになってる状態に対する不満はありませんでした―――それに私には、お兄ちゃんがいるから。
Koan博士:お兄ちゃん…、+▅▅▅+(FCP-058の渾名)のこと、で間違いないですか。
FCP-057:はい。
Koan博士:しかし貴方は彼から「姉さん」と呼ばれている、とエージェントから聞いています。貴方は彼の姉なのか、妹なのか、それともどちらでもないのですか。
FCP-057:あぁ、それは―――本来は、お兄ちゃんの方が先に生まれる予定だったんです―――あの樹にも、溜めやすい属性と溜めにくい属性があって、風と地では風のほうが溜めやすいから―――でも、樹にちょっとトラブルが起きて―――結果的に、私が先に生まれたんです。
Koan博士:トラブルについて詳しく。
FCP-057:えっと、▅▅▅▅▅▅▅は、あるモンスターのテリトリー内にあって、そのせいか被害を受けちゃうこともあるんです―――それである時、モンスターの攻撃が樹にあたってしまって、防衛反応で樹が風の魔力を放ってしまったらしくて―――その風のおかげでモンスターは撃退できたけど、そのショックからか樹が風の魔力を吸収しなくなってしまったんです。モンスターの出来事は私が生まれる前の話だけど、樹が魔力を吸収しない状態は私が生まれた後も続いてて―――お姉ちゃんがこのまま消えちゃうんじゃないかって、不安でいっぱいでした。
Koan博士:お姉ちゃん?
FCP-057:あ、その時は私も、生まれるのはお姉ちゃんだと思ってたんです―――だって、みんな女精だったし、▅▅▅(FCP-050の渾名)もそのつもりだったらしいから―――でもある時にまた樹が魔力を吸収しだして、いつの間にか風の妖精が―――お兄ちゃんが、生まれてたんです―――男精になっちゃったのはちょっとびっくりしたけど―――でもそんなことよりも、ちゃんと生まれてきてくれたのが嬉しくて嬉しくて―――だから、私とお兄ちゃんは、こうやって呼び合ってるんです。
Koan博士:なるほど。…話の中で出てきたモンスターについて、教えていただけますか。
FCP-057:すみません、詳しいことは何もわからなくって―――私はそのモンスターに直接会ったこと、ないんです―――私の歌は攻撃よりも癒しの力のほうが強いからか、戦闘が落ち着くまで安全な場所に隠れるようにっていつも言われてたから―――でも、もしかしたらお兄ちゃんは知ってるかもしれないです―――私と違って、みんなと一緒に戦ってたから。
〈記録終了〉
  
後書:ヒアリング内で出てきたモンスターについて、▅▅▅▅▅▅▅内のエージェントからはまだ目撃情報はありません。

FCP-057 地の歌うたい: サービス

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