FCP-062 チュマーハートアタック
Character Class Safe
FCP-062は木蘭色の瞳を持ち、深緑色の髪をサイドテールにした人間です。三谷・飛增地区内にて不定期で発生した不可解現象の調査中に発見され、保護されました。FCP-061の効果を受けず、後述の特異性から戦闘班-ゼクション-の戦闘員として▅▅▅▅・▅▅▅▅▅地区の特別収容サイトに配属されています。
FCP-062はFCP-061の状態によってその姿と性質を変化させます。FCP-061の非活性時、FCP-062は普通の人間であり、FCP-061の効果範囲内に入ってもFCP-061-Aに変化しない点以外の特異性は確認できません。FCP-061が活性化すると、FCP-062はFCP-062-Aと呼ばれる状態へと変化します。この変化はFCP-061との距離に関わらず発生し、FCP-061が非活性化されることで通常状態へと戻ります。
FCP-062-Aは、耳がイエネコのものに変化したFCP-062の姿をしており、瞳色と髪色の彩度上昇、敏捷性と跳躍力の向上、物音や光に対する感度の上昇が確認されています。FCP-062-Aは自身の存在を認知させなくさせる能力を任意で発動することができ、発動中は瞳が青白く光ります。この認知障害はカメラ映像や写真を通してFCP-062-Aを見る人物にも作用しますが、能力解除後にカメラ映像や写真を再確認することで、能力発動中のFCP-062-Aの行動を把握することができます。また、この能力はFCP-061-Bにも作用することが確認されています。能力の継続時間は長くても10秒程度が限界であり、多用した場合は強い精神的疲労が現れることがヒアリングにより確認されています。
FCP-062-Aは銀鼠色のウエストポーチに入れられた手榴弾と逆刃の両刃剣を携帯しており、FCP-061-Bとの戦闘時にはこれらを武器として使用します。手榴弾は80mm×50mm程度のサイズで、爆風や威力に対してその音は80dB前後と異様なほどに抑えられています。両刃剣は刀身30cm、柄80cm、全長140㎝であり、その重さは約2.1kgです。FCP-062-Aは手榴弾を好んで使う傾向が見受けられ、両刃剣は専ら攻撃の受け流しや手榴弾の使用が難しい時の攻撃手段として使用しています。ウエストポーチと両刃剣はFCP-062がFCP-062-Aへ変化する際に突然出現し、FCP-061の非活性化によりFCP-062-Aが通常状態に戻る際に跡形もなく消滅します。また、FCP-062-A以外の人物がこれらを扱おうとすると、どちらも樹脂製のおもちゃのような性質へと変化します。FCP-061-Bとの戦闘による消費や破損は、次のサイクルには引き継がれません。これらの出処や修理業者などは依然として不明であり、調査は行き詰まっています。
FCP-062ヒアリングログ
ヒアリング実行日:▅▅/▅▅/11:25~
質問者:▅▅▅博士
〈記録開始〉
▅▅▅博士:これよりヒアリングを開始します。質問に対しては、嘘偽りなくお答えください。
FCP-062:…はい。
▅▅▅博士:貴方の名前、誕生日、出生地、所属元を教えてください。
FCP-062:…私の名前は▅▅ ▅、誕生日は▅▅▅▅年の5月22日、出生地は豊樹▅▅▅▅、所属は▅▅▅▅社の対▅▅▅戦闘チームです。
▅▅▅博士:豊樹ですか。三谷とは随分と離れていますね。
FCP-062:実家がそこというだけで、私が今住んでいるのは三谷です。
▅▅▅博士:そうですか。…質問に戻ります。貴方は先程、▅▅▅▅社という名を上げましたね。エージェントから聞くには、保護の際の簡易ヒアリングでもこちらの会社の名前を答えたと。
FCP-062:はい。
▅▅▅博士:(資料を差し出し)此方は、多言語での表記や発音のゆれ等を考慮した上で調査を行い、▅▅▅▅社と思わしき会社をリストアップしたものになります。此方に印刷されている会社の中に、貴方が所属する▅▅▅▅社はありますか。
FCP-062:(全てのページを確認)…いいえ、ありません。
▅▅▅博士:そうですか。では…、貴方が我々のヒアリングにて答えた▅▅▅▅社は、実在している会社ですか。
FCP-062:(溜め息)…はい、実在している会社です。ただ、あの会社はネットでいくら調べようと出てくることは、ないと思います。
▅▅▅博士:…その理由は。
FCP-062:…私はあくまで対▅▅▅戦闘チームに所属しているので、細かいことはわかりません。でも…外部に情報がないのは、この場所だって同じでしょう、博士。
▅▅▅博士:…今はそういうことにしておきましょう。次の質問です。貴方とFCP-061の関係性について教えてください。
FCP-062:061?
▅▅▅博士:貴方達に異変収束を任せている結晶のことです。
FCP-062:あぁ、アレのこと…。…関係性、といっても…私はただ、アレが作った怪物が、人間社会に被害を出す前になるべく早く倒すだけです。ここに保護される前も、ずっとそんな感じでした。
▅▅▅博士:…そうですね、言い方を変えましょう。貴方はFCP-062によって夢を吸い取られることはなく、代わりに形態変化と能力の会得が発生します。よって、貴方とFCP-062においては何かしらの関係性があると我々は見ているのですが。
FCP-062:…なるほど。ですがあの結晶との関係性なんて、私は分かりません。私はただ、▅▅▅▅社で適性検査を受け、それによって戦闘チームへの配属が決定し、武器や能力をちゃんと使いこなせるように戦闘演習を繰り返し、実際にアレと戦えるようになった、というだけです。
▅▅▅博士:ふむ…。…では、貴方の能力は後天性ということでよろしいですか。
FCP-062:はい。▅▅▅▅社に入る前の私は能力なんてもってませんでした。変身の力もそうです。
▅▅▅博士:それらを手に入れた際に、自身の体になにかされたという記憶は?
FCP-062:…さぁ…特に覚えてないです。最終的に戦闘チームに行くと決めたのは私自身ですし、能力や変身の力を得たからといって、私の体に何かしらの悪影響があるわけではありませんし。
〈記録終了〉
